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2006年 三度目のアメリカ出張 デスバレー その2 [昔の出張]

昔の出張振り返りシリーズの第10弾、三度目の転職後、初めての海外出張で 2006年の8月に行ったアメリカ酷暑地でのサマーテスト。
過去最悪の出張。

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デスバレーの中央辺り、南北に 80km 程度の長さで海抜以下の標高の土地が続いているのだが、その高さが海抜と同じとなるところには、こんな感じで "SEA LEVEL" の看板がある。






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ここは、デイライト・パス (Daylight Pass)。





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こういう景色、ほんとに好き。





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ランチを食べるためには、ファーネスクリークまで戻らなければならない。





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ここは、デスバレーを上から見下ろせる、ダンテス・ビュー (Dante's View)。
標高 1,669m なので、50'C 近いデスバレーの谷の底に比べると、15'C くらい低くて涼しい。





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こんな道を上ってくる。




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仕事はつらいけど、精いっぱいの空元気。





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岩肌がカラフルなひだ状に重なるザブリスキー・ポイント (Zabriskie Point)。





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明るい岩肌のところは、太陽の光を受けて黄金色に輝いている。





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ずっと眺め続けられる景色。





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デスバレー内の宿泊できる場所は3か所ほどあるのだが、そのうちの一つ、ストーブパイプ・ウェルズ (Stovepipe Wells)。
ここに泊ったことはないのだが、簡素なモーテルタイプの宿泊施設らしい。





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そこにあった温度計は、45'Cくらいを示している。時刻は夕方18時頃。
この出張時、最高気温は 48'C くらいで 50'C には届かなかった。
外側の目盛りは華氏表示。
アメリカでの気温の単位は、華氏が標準なので摂氏に慣れている日本人にはわかりにくい。
華氏表示の値から 32 を引いた後に 5 をかけて 9 で割れば、摂氏に換算できる。




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日が暮れてきたので、ファーネスクリークへと戻る。





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ファーネスクリークに着いたころには日が暮れていた。
また長くつらい夜が始まる...





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レストランでまともな食事ができた日も数日はあった。





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アメリカに行くとやたらと飲むコロナ。
この頃はまだヴァイツェンとかあまり知らなかった。
新型コロナ禍の今、このブランド名で売り上げに影響してたりするのかな?


このデスバレーでは、なんと、私にとって2社目に勤務していた会社の同僚たちと遭遇した。
真夏のデスバレーには世界中から自動車メーカが酷暑地評価のために集まることは何度も書いているが、実際に知った顔にばったり会うのはうれしい驚きだった。
自動車業界は狭い!

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コメント 9

リュカ

本当にいつまででも眺めていられる景色がたくさんですね。
空元気の写真もGOODです^^
最悪の出張だったみたいですが
以前の同僚たちにバッタリ遭遇は盛り上がったでしょうね^^
by リュカ (2022-02-13 20:51) 

kuwachan

同じ地球とは思えない景色が広がっているのですね。
実際に見てみたいです。
異国の地で以前の同僚との遭遇はお互い驚いたことでしょう。
いくら自動車業界内が狭くても凄い確率だと思います。
by kuwachan (2022-02-13 21:33) 

めぎ

50℃より15℃低くて涼しく感じるようなところには、素晴らしい景色でも、あまり住みたくないです…凄い暑さなのですね。
ここでの暮らしってどんななのかな。
自動車業界と無縁にここにひっそりと生きている人とか、いるのかしら。
by めぎ (2022-02-14 06:07) 

YAP

リュカさん、kuwachanさん、めぎさん、コメント & nice! ありがとうございます。

リュカさん、
こんな世界の果てみたいなところで知った顔に会うと驚きますよ。
「なんでお前がここにいるの?」みたいな感じで。

kuwachanさん、
同じ星の景色とは思えないこういう景色はほんとに不思議に思いますし、見ていて心に響きます。
灼熱の真夏は自動車会社のテストのメッカですので関係者が集まってくるのですが、それでも知り合いに会うというのは驚きでした。

めぎさん、
暑いですが湿度が低いので、意外と耐えられます。
湿度の高い日本の夏の方が厳しいですね。
国立公園内なので、一般人は住んでなく、レンジャーが住み込みで暮らしているくらいだと思います。

tochiさん、ふるたによしひささん、knackeさん、@ミックさん、鉄腕原子さん、熊太郎さん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2022-02-14 06:36) 

Inatimy

別の惑星の写真のようです。 こんなにも凸凹した地形が広がってるなんて・・・・と、平な地にいる身には、とっても刺激的^^。 特にひだ状の岩肌、不思議ですね。微妙に異なる色のグラデーションも美しく。
華氏から摂氏への換算の方法、そういう式があるんですね、なるほど〜。
by Inatimy (2022-02-14 07:26) 

ナツパパ

この荒涼とした景色もまたアメリカの風景なんですね。
自動車以前の人たちがここを旅するのは命がけだったことでしょう。
西部のお尋ね者が逃げ込むのはこういう場所だった、と聞いたことがあります。
彼らには、秘密の水場のネットワークがあったそうですねえ。

by ナツパパ (2022-02-14 11:16) 

テリー

デスバレーを上から見る景色、すばらしいですね。

by テリー (2022-02-14 12:23) 

おと

こんな景色、見たことがないです。すごい。岩肌をずっと見てしまいます。大きく現像して家に貼って眺めたいです^^
海抜以下の所から上がってくるということが、とても不思議です。
by おと (2022-02-14 23:40) 

YAP

Inatimyさん、ナツパパさん、テリーさん、おとさん、コメント & nice! ありがとうございます。

Inatimyさん、
同じ星の景色とは思えないですよね。
私がアメリカに魅了された景色です。

ナツパパさん、
アメリカというと、ニューヨークやロスアンゼルスの大都会の景色を連想する人が多いかもしれませんが、広いアメリカではそんな景色はたぶん面積の 5% にも満たないと思います。
南西部はこんな荒涼とした礫砂漠の景色が続きますし、北部の方は森がほとんどですし。

テリーさん、
上から見下ろしたのがまさにデスバレーの谷の部分です。
初めてここを発見した人たちにとっては暑くて死の谷だったかもしれませんが、国立公園に指定されるほどの美しさです。

おとさん、
イギリスを含むヨーロッパも自然が多いですが、こういう景色はないですよね。
起伏にも富んでいて、この土地全体が生きているかのようです。

sheriさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2022-02-15 07:58) 

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