初めての中国出張　兵馬俑　前編：One day, One life：SSブログ

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7月下旬に２週間行った中国出張記。

この日宿泊するホテルに荷物を置いて、夕方から時間があったので西安でもっとも有名な観光地、兵馬俑へ。

秦の始皇帝の墓と思えるものが畑を耕していたある農家の農地で1974年に偶然発見され、そこから発掘研究が進んだ。

じりじりと焼けるような暑さの中、チケットを買うまでの間にガイドをしている人たちの客引きがすごい。

そんな人たちを避けてチケットを購入し、敷地の中へ。

敷地に入ってからも、しばらくは林の中のような道をしばらく歩く。

ここで最大の 1号坑の中へ。

そこには圧巻の景色が広がっていた。

横幅 60m、奥行きは 200m くらいだろうか。

その広いエリアに、発掘されて修復を終えた像がずらりと並ぶ。

発掘が進むにつれ、その規模の大きさから歴史的な価値も高まり、その後世界遺産にも認定された。

私は三国志をはじめとする中国の歴史にこれまで興味がなかったので多くを語ることはできないが、とりあえず写真を適当に並べておく。

兵馬俑は、兵士と馬の人形という意味で、その名の通り、それらの人形が並ぶ。
中には首のない人形も。
頭部、胴体部、脚部を別に制作し、組み合わせていたそうで、首のないものはこの体のものと思われる頭部が見つからなかったか修復不可能だったからなのだろう。
その大きさは等身大とのことで、兵士の人形の身長は約180cm。

現代の人だとかなり背の高い側になるが、兵士は体が資本でもあるので、体格が良く体力のある人が選ばれていたらしい。

余談も余談だが、以前、兵馬俑のコスプレをしてここに潜り込み、人形の中に紛れてずっと立っていた人がいたらしい。
しばらくばれなかったみたいだが、見つかって拘束されたらしい。

横の方に回る。

中には修復中のものも。

かなりバラバラの状態から元の人の形にするのは、相当根気のいる作業だろう。
考古学はそういうものなんだろうなあ。

修復の段階が見えてくるのが興味深いが、そういう展示にしているというより、実際にこの場で修復を続けているらしい。

目鼻立ちといった表情から髪の毛にいたるまで、かなり精緻に作られているので、二つとして同じものはないというのがすごい。

作業道具がそのまま見えるのは、エンジニアにはそれもまた興味深い。

写真が多いので次へ。

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え～っとですね、明日からドイツ出張です。
二度目の中国出張から帰ってわずか中7日。
真夏の出張三連戦の最後となる。
過去、出張の間の期間が１か月程度程度だったことはあったが、この夏の出張は、中３週間、中１週間とこれまでの記録を大きく更新する過密日程。
正直なところ、50歳を過ぎた体にはかなりつらい。
特に今は、ロシア上空を飛べないためにヨーロッパ便は従来よりもかなりフライト時間が長くなり、往路は現地ホテルにたどり着くまでに 24時間を超える予定。
出張自体は 1週間だけだし、同じところでの仕事なので現地での移動もなく、そういう点では中国出張よりはいくらかマシなはず。
ただ、現地の天気予報を見ると朝晩の気温が低そうで、中国2週間よりも荷物は多くなってしまった。
ということで、またしばしの間、音信不通となります。

タグ：中国西安兵馬俑

あらま、また出張！しかもドイツへ。
そのお話でその前のお話への感想が吹っ飛びました。
こちら今、夏の戻りで連日30℃で暑いんですけど、朝晩はたしかに過ごしやすいですです。
来週月曜日から気温が下がる予報で、その後は最高が20～22℃ぐらいです。
行く場所によって多少の違いはあるでしょうが、天気だけでも過ごしやすいドイツでありますように…
by めぎ (2023-09-08 20:35)

兵馬俑はテレビで見たことがありますが本物を観に行かれたのですね！これは素晴らしかったことでしょう・・・。
え～っ！明日からまたご出張ですか。お疲れ様です。
中1週間では大変です。今度は時差もありますし、体調にお気を付けくださいね。
by kuwachan (2023-09-08 21:39)

兵馬俑、初めて拝見しました。圧巻ですね。約180センチとは、すごいなぁ。一体一体が大きいですね。この復元作業、根気がいるでしょうね～。なんと、中７日でドイツ出張ですか。時差も大きいですし、往路24時間、きついですね。どうぞ、お体に気をつけて行ってきてください。
by おと (2023-09-09 00:30)

凄い人出ですね。
私が行ったのは1999年だったのでまだ中国国内旅行にも制限があったみたいでほとんど人はいませんでした。
またまた出張ですか・・・
お体に気をつけてお出かけください。
by miffy (2023-09-09 07:33)

めぎさん、kuwachanさん、おとさん、miffyさん、コメント & nice! ありがとうございます。
ただいま、出国審査を終え、搭乗待ち中です。
土曜日のせいか、旅行客らしき人が多いです。
私も今日は、ぜ～～ったいに仕事しません！

めぎさん、
行くのはいつもと同じく、シュトゥットガルトです。
朝晩がけっこう冷えそうで、夏と冬（ほどではないけど秋くらい）の服が必要そうで、スーツケースも重くなってしまいました。

kuwachanさん、
中国の歴史が好きな人にとっては、これはものすごく感動すると思います。
そういうことに疎い私は．．．このスケール感に迫力を感じましたが、たぶんほんとの価値はわかってないと思います。

おとさん、
実物大で作っていて、やはり兵士ということで、ガタイのいい人が選ばれていたようです。
往路は現地のシュトゥットガルト中央駅に到着するまでが24時間くらいなので、ホテルまではさらにもう１時間くらいかかりそうです。
ただいま自宅を出てから３時間半が経過．．．

miffyさん、
この辺りは掘れば掘るほど何か出てくるみたいですね。
ただ、発掘費用とかその他大人の事情もありそうで、発掘ペースは落ちるみたいです。

tochiさん、xml_xslさん、nmzkさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2023-09-09 08:35)

兵馬俑、こんなに広い場所にずらりと並んでいるとは知りませんでした。見学者の人たちが、かなり小さく見えて、規模の大きさが伺えます。1号坑ということは、他にもあるんですね。
次々に出張が入ってて、かなりのハードスケジュールですね。今度はドイツとは。気温差もあるので体調、十分にお気をつけくださいね。今度は美味しい朝食、堪能できますように♪
by Inatimy (2023-09-09 19:40)

兵馬俑の像を２０体くらいだったかな？
日本に持ってきた博物館で見たことありますが、特に感動しなかったけれど（２０体じゃあねぇ）、これは大迫力ですね。

次はドイツですか？それは大変。無理されませんよう。
by sheri (2023-09-09 20:42)

Inatimyさん、sheriさん、コメント & nice! ありがとうございます。

Inatimyさん、
がたいのいい兵士の像ですから、一体がかなりの大きさあります。
はい、3号坑まであります。
1号坑が一番大きくて迫力感じます。

sheriさん、
20体程度だと、たぶんすごく興味のある人以外は「ふ～ん」で終わってしまうと思います。
これだけの数が並んでいるからこそ、秦の始皇帝の権力がうかがえるというものです。

kiyoさん、@ミックさん、鉄腕原子さん、ずん♪さん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2023-09-10 15:43)

さすが圧巻ですね！
これは興奮しちゃうなあ(笑)
え！今度はドイツ？？？？
なんか今年はほんと大変ですね^^;
気をつけて行ってきて下さい。
by リュカ (2023-09-10 19:42)

リュカさん、コメント & nice! ありがとうございます。
歴史、特に中国モノにも興味ある人にはたまらないでしょうね。
今年、というかこの夏が異常です。
この先年末頃にもまた中国の話がありますが、できることなら若者に任せられればと思っています。
おじさんは窓際に追いやられて定年を待つだけの身になりたいのですが．．．
by YAP (2023-09-11 02:57)