2006年 三度目のアメリカ出張 フォーコーナーズ & カエンタ [昔の出張]
昔の出張振り返りシリーズの第10弾、三度目の転職後、初めての海外出張で 2006年の8月に行ったアメリカ酷暑地でのサマーテスト。
過去最悪の出張。
この日も移動日。
デュランゴで宿泊していた、ホリデイン・デュランゴ。
写真に残っていたのは駐車場からのこの一枚のみ。
ホリデイインブランドではあるが、普通のモーテルの造り。
過去最悪の出張。
この日も移動日。
デュランゴで宿泊していた、ホリデイン・デュランゴ。
写真に残っていたのは駐車場からのこの一枚のみ。
ホリデイインブランドではあるが、普通のモーテルの造り。
この日の移動で最初に立ち寄ったのは、フォーコーナーズ (Four Corners)。
50州あるアメリカの中で、唯一四つの州が1点で交わっているところ。
四つの州それぞれの場所に、州の旗とそれぞれの州で生活している原住民の部族の旗がはためいている。
と言ってもこの辺の大部分はナバホ居留地であるので、原住民の旗はコロラド州のエリアは山岳ユト居留地の旗で、残り三州部分はナバホ族の旗。
こんな感じで四つの州の境が一転で交差している。
アリゾナ州 ユタ州
コロラド州 ニューメキシコ州
その後の移動中、カエンタ (Kayenta) という小さな町のバーガーキングにランチのためピットイン。
ナバホ居留地の中なので、ナバホ族の住居の展示が。
ナバホ居留地と、その内側にあるホピ居留地についての説明が。
ナバホの住居の内部。
写真には残してなかったが、バーガーキングの店内にも先住民に関する展示があった。
特にこのエリアの先住民は、第2次世界大戦時に通信兵として多く徴用されたのだとか。
部族の言葉で通信することで盗聴されても解読される心配が少なかったということらしい。
侵略者に都合よく使われていたという感じがして、なんとなく複雑な気分。
直線で交わっているのが、原住民抜きで決められたもののように感じます。
原住民の部族のことを考えるとこうはならないんじゃないかなと思います。
by kuwachan (2022-04-03 20:46)
ナバホ族について、ググッて調べてみました。
自分たちの土地を追い出され強制移住させられて、ここに住んだのですね。織物などの民芸品、美しいだろうなと想像しています。
素晴らしい青空ですね^^
by おと (2022-04-04 04:30)
どの州の境界線も本当に直線ですね。こんなに広い国で。
それを見ただけでも、この国の性格が想像できる気がします。
強制移住させられたところにもともといた人たちってどうなったのかな、などとも色々考えさせられます。
by めぎ (2022-04-04 06:14)
kuwachanさん、おとさん、めぎさん、コメント & nice! ありがとうございます。
kuwachanさん、
直線で示された州境は、たしかに侵略者であるアメリカという国の政府が決めたことでしょうが、人がほとんど住んでいない地域なのでこれで問題なかったということもあるのだと思います。
先住民としては、部族ごとのテリトリで線を引いてもらいたかったんだろうと想像します。
おとさん、
ナバホは先住民族の中でもたぶん最大勢力であり、それだけにある程度の自治も認められています。
たしかに強制移住させられて「居留地」と名前が付けられたエリアに無理矢理押し込められていますが、その中で自分たちで大統領や閣僚を選出し、自治をしています。
先住民の民芸品はどれも美しいです。
私はホピ族のテイストが好きです。
めぎさん、
この国の性格...たしかに適当でいい加減と言えますよね。
先住民に絡む映画はいろいろ観ましたが、私はダンス・ウィズ・ウルブズが最も心に刺さりました。
tochiさん、knackeさん、engridさん、ふるたによしひささん、@ミックさん、鉄腕原子さん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2022-04-04 08:38)
先日ローマ法王猊下がカナダでしたか先住民の方に謝罪をしていらっしゃいましたね。
先住民対象の寄宿舎を伴う学校でのあれこれについてだったと思います。
...あやふやですみません...この時代までのキリスト教の方々の独善性も、
ようやく謝罪の対象となったのだなあ、と感慨がありました。
by ナツパパ (2022-04-04 09:39)
ナツパパさん、コメント & nice! ありがとうございます。
そのニュースは知りませんでしたので、ちょっと調べてみました。
ずいぶん前の話のようですが、キリスト教が絶対的だという価値観の下での先住民の虐待のようですね。
アメリカの西部劇では先住民が野蛮で好戦的な悪として描かれているものが少なくないのですが、侵略者に対して自分たちの部族を守るための戦いだったんですよね。
sheriさん、ずん♪さん、リュカさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2022-04-04 16:55)
四つの州の境が交差してる点、踏みたくなります^^。 そして4つの州を一歩ずつ歩いて。
先住民もさまざまな部族があるんですね。Wikipediaで「アメリカ先住民」を見て、部族名の多さにびっくりでした。
by Inatimy (2022-04-05 06:15)
Inatimyさん、コメント & nice! ありがとうございます。
元々この大陸で平和に暮らしていた人たちのところへ、ヨーロッパから来た人たちが「開拓」という名の侵略をしていったんですよね。
その歴史を知るほどに、胸が痛みます。
by YAP (2022-04-05 06:54)
こういう境界線、初めてです。
全部踏むと4つの州に行ったことになりますね。
by kyon (2022-04-05 23:46)
kyonさん、コメント & nice! ありがとうございます。
このような州境は、広いアメリカ50州の中でもここだけです。
行ったことのある州の数が稼げる場所です。
熊太郎さん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2022-04-06 06:59)
アメリカは、広いですね。車で、旅行していると、痛切に感じますね。
40年前に、アメリカに住んでいた頃、友人が、車にクルーズコントロールを自分で取り付けたという話を聞いて、私も付けましたが、旅行の時は、クルーズコントロールが、必須ですね。
by テリー (2022-04-06 07:55)
テリーさん、コメント & nice! ありがとうございます。
日本だと一定速のクルーズコントロールは使いにくかったりもしますが、交通量の少ないアメリカだと威力を発揮しますね。
最近は前走車の速度に合わせて車間をキープするアダプティブなものが増えてきたので、日本でも使いやすくなってきました。
by YAP (2022-04-07 07:47)