2002年 二度目のイギリス出張 バンクホリデイのパリ [昔の出張]
2002年4月に二度目のイギリス出張に行ったときの話。
4週間に及んだ出張後のゴールデンウィーク。
この日は、パリをもうちょい真面目に観光する。
4週間に及んだ出張後のゴールデンウィーク。
この日は、パリをもうちょい真面目に観光する。
最初に訪れたのは、ルーヴル、オルセーと並んで、パリの三大美術館にあげられるポンピドゥ芸術文化センター (Centre national d'art et de culture Georges Pompidou)。
かみさんのいとこの強いお勧めで。
現代美術を中心にしている美術館ということもあってなのか、素晴らしく斬新なデザインの建物。
この日は5月1日。
海外に慣れている方はもうおわかりだろうが、5月1日はバンクホリデイという祝日で、残念なことにほとんどの施設が休業日。
前日にかみさんのいとこ夫婦と話をしていたとき、「明日はバンクホリデイだから、どこも閉まってるんじゃない?」みたいな話になったのだが、ポンピドゥセンターなら開いてるかもということで行ったのだが、ここも閉まっていた...
海外に慣れている方はもうおわかりだろうが、5月1日はバンクホリデイという祝日で、残念なことにほとんどの施設が休業日。
前日にかみさんのいとこ夫婦と話をしていたとき、「明日はバンクホリデイだから、どこも閉まってるんじゃない?」みたいな話になったのだが、ポンピドゥセンターなら開いてるかもということで行ったのだが、ここも閉まっていた...
仕方ないので建物をくるりと一周。
裏の方にまわると、この角度からもなかなか。
前日は行ってなかった凱旋門 (Arc de Triomphe) へ。
なんと、ここは開いてる!
開いてるところには入っておかないと、ほんとに行くとこがなくなってしまう。
海外あるあるの、観光地のエレベータ故障中。
螺旋階段を昇って上へ。
凱旋門の上から、新凱旋門 (Grande Arche) 方面を臨む。
こちらはシャンゼリゼ通り (Av. des Champs-Elysses) 方面。
エッフェル塔 (Tour Eiffel)もこの日は閉まってた。
パリ好きの駐在員の人が、「パリは街全体がきれいにデザインされている」と言っていたが、凱旋門に面したこういう形の建物を見てると、そういうのも納得できる。
凱旋門の周りのランダバウトを見下ろす。
ランダバウトは、普通はロータリー部を走るクルマが優先で、進入するクルマは内側の状況を見て入っていかなければならない。
ところが、凱旋門の周りのランダバウトだけは、進入してくるクルマが優先。
交通量が多いために内側優先としてしまうと進入しようとするクルマがいつまでたっても中に入れず渋滞するからなのだと思うが、この進入車優先は笑えるほどのカオス状態を生んでいた。
これを見て、パリは絶対に自分の運転では走りたくないと思った。
実際、ここだけでなく街全体として運転が乱暴なので、無理なのだが。
凱旋門を降りて、シャンゼリゼ通りを歩く。
シャンゼリゼ通りには自動車メーカのショールームもいくつかあった。
こちらはプジョーのショールームで、コンセプトカーみたいなのが展示されていた。
こちらはルノーのショールーム。
この年から第2期のワークスチームが復活ということで、第1期のマシンと並べて展示されていた。
2002年は、トヨタも新たに F1 活動を開始。
F1 活動に専念するために他のモータースポーツカテゴリーからは撤退していたが、スポーツカーの TS020 と、ラリーのカローラ WRC も展示されていた。
その後は、セーヌ河畔に出て写真を撮ったりして。
この近くのオルセー美術館は開いていたが、この日開館していた美術館はここだけだったということもあってか、入場を待つ人の大行列で断念した。
シテ島へ移動して、コンシェルジュリー (La Conciergerie) へ。
マリーアントワネットが幽閉されていた牢獄。
ここは開いていて中に入って見学したのだが、写真が一枚もないところをみると、撮影禁止だったようだ。
その後、ルーヴル美術館 (Musee du Lourve) へ。
ここもクローズだったので、立派な建物を撮影するだけ。
宮殿として使われていただけに、素晴らしい建築。
最後はコンコルド広場 (Place de la Concorde) でのんびりと。
まさか自分たちがパリで1日過ごす日が大きな祝日だったとは、行く前はまったく知らなかった。
これはかなりもったいなかった。
どの建物も素晴らしい重厚感ですね。
螺旋階段、雰囲気があっていいな。
by kyon (2020-12-13 17:53)
コンコルド広場のオベリスク、
本当はエジプト・ルクソール神殿にあるべきものですね。
贈られたことになっているけれど、本当なのかな~。
バンクホリディは事前に調べられることなので備えられるけれど、
ギリシャで鉄道やバスのストライキとあたったときは、
ちょうど移動日にしてたので焦りました・・・(^^;
by こちさ (2020-12-13 18:58)
初めてパリに行った時、到着したのがクリスマスイブで
翌日の12月25日クリスマスはどこも閉まっていました。
ただ、中華街は開いていてそこで食事をした記憶があります。
by kuwachan (2020-12-14 00:34)
シャンゼリゼ大通りの写真、正面にルーヴル美術館、その右側にはノートルダム寺院、ルーヴルの左側にある薄っすら青いのがポンピドゥセンターです^^。 通りの右側のガラス屋根はグラン・パレ。
デザイン化されたパリ・・・ジョルジュ・オスマンのパリ改造で成された街の整備の効果ですよね。
by Inatimy (2020-12-14 05:44)
日本のゴールデンウィークって、5月1日は休みじゃないので、ちょっと油断しますよね。
うちのドイツ人と車でパリに行ったとき、ホント周り中が運転粗くて怖かったです。
by めぎ (2020-12-14 06:34)
kyonさん、こちささん、kuwachanさん、Inatimyさん、めぎさん、コメント & nice! ありがとうございます。
kyonさん、
ヨーロッパの街は、古い建築がそのまま残されていて、重厚感ありますね。
日本も歴史や伝統のある街の景色を残していてくれれば、今頃は立派な観光資源になっていたと思います。
こちささん、
それはルーヴル美術館や大英博物館の所蔵品も同じですね。
バンクホリデイは、そういうのがあることをまったく知りませんでした。
何しろまだ海外二度目だったので。
kuwachanさん、
クリスマスも全部閉まるみたいですね。
日本のように派手なお祝いを街中でやっているのを期待して行くと、食いっぱぐれもあるとか。
Inatimyさん、
ロンドンは中心を流れるテムズ川の流れがうねっているので道も複雑ですが、パリは整然としていてわかりやすいと思います。
ジョルジュ・オスマンという人が整備したのですか。
めぎさん、
パリの運転は怖いですよね。
ドイツのマナーのいい運転に慣れていると、絶対に無理です。
フランスも地方都市ではそんなひどくもないようですが、パリは別格です。
ネオ・アッキーさん、tochiさん、@ミックさん、鉄腕原子さん、xml_xslさん、マルコメさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2020-12-14 07:01)
凱旋門にエレベーターってあったんですね。
私が登ったときも多分故障していて、このらせん階段を登りました。懐かしい。
by sheri (2020-12-14 11:48)
ポンピドゥ芸術文化センターは独特のデザインなので
すぐに覚えました^^
バンクホリデイには注意なのですね。旅行で出掛けてどこもかしこも休みだったら悲しいから覚えておきます。
今は東京すら出ないけどね^^;
by リュカ (2020-12-14 16:03)
sheriさん、リュカさん、コメント & nice! ありがとうございます。
sheriさん、
初めての出張のときにパリへ行った際はエレベータを利用したので、故障してなくて稼働しているときもあるようです。
螺旋階段昇るのもおもしろいんですけどね。
リュカさん、
日本だとそこまでのお休みってないですもんね。
元日でももう少し開いているところがある気がします。
hide-mさん、engridさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2020-12-15 08:13)
ザ・パリ、という景色を堪能いたしました。
こういうところからパリ市内を見物して、写真に収めたいものです。
フランス人の気質を考えると、運転はたしかに荒らそうです。
by ナツパパ (2020-12-20 10:31)
ナツパパさん、コメント & nice! ありがとうございます。
フランスでも、地方都市だとそう運転は荒くないです。
ドイツ出張中にフランス南部のストラスブールという街にクルマで行きましたが、ドイツとそう変わらない感覚で安心して運転できました。
パリが特別な感じがします。
ずん♪さん、熊太郎さん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2020-12-20 17:22)