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<リンクシェア> JAL日本航空 アフィリエイト7周年キャンペーン JAL見学会 その5 羽田空港 JAL メンテナンスセンター JAL SKY SUITE 767 [社会科見学へ行こう!]

リンクシェアと JAL による、アフィリエイト7周年キャンペーン JAL見学会。
いつもは ANA を利用している人間が書く、ANA派の、ANA派による、飛行機を利用するすべての人のための、贔屓目なしの潜入レポートとなっている。
この一連のシリーズは、JALさん、リンクシェアさんの許可・ご協力の元、普段はブログ等に掲載を許可されていない場所(整備場等)の写真や、イベントを運営していただいている側の方々の顔もそのまま掲載させていただいてます。


すばらしい JAL 国際線の二つのラウンジを堪能した後は、羽田空港の JAL メンテナンスセンターへ。

後半戦の目玉は、国際線機材 JAL SKY SUITE 767 の機内見学!
...のはずだったのだが、なんと不運なことに、当日朝になって、見学予定であった機材を通常の運行便への機材繰りに回さなくなってしまったのだとか。
実は、この日の朝の注意事項の説明の際に、そのことは告げられていた。
そこをなんとか機内見学のために機材を回せないかと奔走しているところです、と。

最悪の場合、整備工場の見学のみで機内見学はできない可能性があるということで、ラウンジ見学の後に一度中締めとなった。
そのまま帰ろうかなとも考えたが、JAL の方々が何とかしようとしている熱い思いをひしひしと感じ、もしも機内見学ができなかったとしても、ブログでレポートできるものがありそうだと思い、残ることにした。
他の参加者の方々も同じことを思ったのか、離脱者はゼロ!

さて、機内見学はできるのか...?





 

けっきょく、同じ仕様の機材は調達できず、国内線旧塗装機がなんとかみつかった、と。

正直、たかがブロガーごときに、一体どれだけの人とお金を動かしているのか。
熱い、熱すぎる!
ただ、ただ、頭が下がるばかりだ。

その熱い思いは、見学予定であった JAL SKY SUITE 767 の開発者の方も同じで、せめてシートの説明をしたいとのことで、予定外のプレゼンテーションタイムが設定された。

ということで、以下はそのプレゼン画面を写したもの。
開発途中の機密デザインは、「このスライドの撮影はご遠慮ください」ということで、掲載可能なものを並べる。

DPP_3375 - コピー.JPG

まず、コンセプトのスタートとしては、国際線中距離便に、JAL SKY SUITE シリーズのフルフラットビジネスクラスシートを設定する、という大目標が掲げられた。

で、ここからしばらくは、「撮影ダメよ」のデザイン画や設計検討図が続く。





DPP_3376 - コピー.JPG

仕様が決まって設計や試作も終わったら、中国のどこだったかの契約整備場で改修作業開始。





DPP_3377 - コピー.JPG DPP_3378 - コピー.JPG

機内改修の様子。
中国には、圧倒的なマンパワーがあるので、こういう作業をやるのにはすばらしい環境なのだそう。





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機内があらかた整ったら、入念なシステムチェック。





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アメリカの審査官のの検査・審査をパスしなければ運行はできない。





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順調にテストフライトを重ね...





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ようやく就航となる。

日本と東南アジアやハワイ等と結ぶ線や、欧州内、北米内といった国際線中距離便は、どの航空会社も従来は型落ちみたいな機材を当てたり、快適さよりも人数を多く運ぶことを重視した座席仕様にしたり、というのが多かった。
そこへ、JAL はビジネスクラスにフルフラットのシートを導入!
'15年2月7日(見学日)現在、ボーイング767 にフルフラットシートを導入しているのは世界中で JAL だけ!
これは、強烈な商品力アピールになる。

私を含め、なかなかビジネスクラスに縁のない庶民に対しても、エコノミークラスは「新・間隔エコノミー、SKY WIDER」仕様で +10cm の余裕を実現!

こうして、快適な空の旅を実現した機材となっているそうだ。

実物を見る機会には恵まれなかったが、SKY SUITE 767 に導入されているシートの写真を貼っておく。
写真はいずれも、JAL の SKY SUITE 767 紹介ページからコピー。

えーっと、公式ページからの写真拝借は OK も NG も注意事項なかったな...
JAL の今回のイベントの関係者の方々は、間違いなくこの記事をご覧になると思うので、NG であればコメント欄にご指摘をお願いします。

JAL ビジネスクラスのイメージ写真

こちら、ビジネスクラスの JAL SKY SUITE II のシート。
ポイントは、座席の左右位置を1列毎に互い違いにして、限られたスペースの中でもフルフラットを実現するために工夫しているということ。
写真は中央列の座席で、窓側は1列となるので、全席通路側となる。





 

スリムになった座席のイメージ写真

こちらはエコノミークラスの SKY WIDER。
シートピッチの拡大とシート形状の見直しで、足元に +10cm の余裕を実現した。



では、いざ整備上へ。


※このブログに掲載されている写真は、日本航空株式会社の許可を得ています。



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コメント 10

kuwachan

エコノミークラスのシートピッチに+10㎝の余裕ですか!
それは凄いですね。ANA派の私も一度は経験したくなります^^
by kuwachan (2015-02-18 22:00) 

YAP

kuwachanさん、コメント & nice! ありがとうございます。
エコノミーが少しゆったりするだけでもうれしいですよね。
せめて新幹線くらいのシートピッチがあれば。

kiyoさん、nmzkさん、trending-nowさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2015-02-19 07:05) 

Amy

機内の改修作業が中国で行われているとは思いませんでした!
シートが改良されていくのは、利用者にとって本当に嬉しいことですよね(^^)
by Amy (2015-02-19 09:44) 

リュカ

うーむ。。。わたしも乗るのはANA派なのですが
今回のYAPさんの記事を読んで、JALさん素敵と思いました。
ちなみにショッピングでは、ANAよりもJALのほうが好きで
今回もJALオリジナルの商品買っちゃった(笑) えへww
by リュカ (2015-02-19 09:53) 

フェイリン

ブロガーの施策なので企業としては普通の広告費の様に扱っている筈ですのでブロガーイベントといえ、きちんと対応して頂けます。
Webの施策はまだまだ発展途上で、企業側への流入が非常に限定的なので効果測定がしにくく、この手の施策はある時に参加するのがベストです。
と冷静な意見失礼しました…。
by フェイリン (2015-02-19 11:45) 

ナツパパ

ああ、なんと素敵なイベント。
わたしも機会があれば参加してみようと思いました。
以前の企業体質から劇的に変化した、と聞きましたが、
JALたしかに変わりましたね。

by ナツパパ (2015-02-19 12:02) 

mato

「SKY SUITE 767」の実機が見学出来なかったのは残念でした。

やっぱり機材は、初号機のJA617Jが用意されていたんでしょうね。

しかしながらDOM仕様の古いB6でしたが、代替の実機を見学出来たのはラッキーでした。

日本航空の関係者のみなさまには、いろいろと期待に答えて下さりホント、感謝ですね。
by mato (2015-02-19 19:47) 

めぎ

仕事でも、ちゃんとイベント予算があっても、ダメなら今日はダメなんです~で終わっちゃいそうなのがドイツですから、なんとかやりくりして見せようと努力する、と言うか努力しているところも見せるのが非常に日本的ですね。
ドイツだったら、その日担当者がお休みなんです~と部分カットも多々起こりそう。もしくは、その日に限ってストライキで整備場閉鎖とかもありそうです。
by めぎ (2015-02-19 20:59) 

ジャランこ

YAPさんがJALの見学会に選ばれていいなあ~と
思っていたけど
こうしてJALに対して丁寧な態度と素敵な記事を書いてくれるYAPさんは選ばれて当然なのだと思いました。
きちんとブログを確認して選んでいるのですね、きっと。
by ジャランこ (2015-02-19 21:13) 

YAP

Amyさん、リュカさん、フェイリンさん、ナツパパさん、matoさん、めぎさん、ジャランこさん、コメント & nice! ありがとうございます。

Amyさん、
じっとしながらの移動ですから、少しでも座席が快適なほうがいいですよね。
こうしてどんどん改善していってほしいです。

リュカさん、
ね、そういう気持ちになるでしょ。
いろいろと大変なことがあった JAL ですが、こういうことの積み重ねで信頼を取り戻したのだろうと思います。

フェイリンさん、
元々広告って、効果が見えにくいですもんね。
こんなイベントも、この先ずっと続くのかわからないですが、一利用者・消費者の立場では、また期待したいです。
こうしてレポートもしっかりと書きますから。

ナツパパさん、
信頼を得るには長い年月が必要ですが失うのは一瞬だとよく言われます。
この厚い(熱い)おもてなしの心は、JAL の今の志を表しているのではないでしょうか。

matoさん、
機体の番号っていうんですか?そういうのはよくわからないのですが、実機が見れないのは残念でしたね。
けど、代わりのもののほうが私にとっては収穫がありました。

めぎさん、
たしかにドイツだとそうかも。
こういうところの融通は利かないでしょうね。

ジャランこさん、
参加者として選んでいただいたからには、きちんと義務と責任を果たさなければと思っています。
「思ったことを素直に記事にして」と言われていますので、そこを気にかけながら書いています。

Lionbassさん、makimakiさん、one_and_onlyさん、nonaさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2015-02-20 08:07) 

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