Downpour [アメリカ旅行]
今、懸命の復旧作業がされている広島もそうだったのですが、今年は各地で水の災害がひどいですね。
被災された地域の方々には、お見舞い申し上げます。
時系列で書いているアメリカ旅行記の次の記事は雨のこと。
こういう記事は自粛すべきなのかどうか迷いがあったが、そのまま書くことにした。
nice! とコメント欄は閉じさせていただきます。
<グランドサークル爆走記 Day5>
この日の朝食時の写真に戻るが、薄く雲がかかった幻想的な朝日を拝んだ後、雲が広がり雨が降り始めた。
雨は次第に激しさを増し、どしゃ降り状態に。
こうなってしまうと、バレードライブのグラベルはマッド路面と化し、よほどのヘビーデューティ車、ジープとかランクルのようなクルマでなければ簡単にスタックしてしまうだろう。
私が借りているトラバースとか、絶対に無理だな。
この乾いた大地に雨が降るというのは珍しい。
この地にとっては、雨は潤いをもたらす恵みのもの。
私たち旅行者にとっては、運が悪いと考えるか、年に数日の機会に恵まれたと感謝するべきか。
待っていても雨がやみそうな気配はないので、次の目的地、ペイジ(Page)へと向けて出発する。
晴れていれば美しいであろう、ルート沿いに見えてくる奇岩も霞んでいる。
カイエンタ(Kayenta)という小さな町の給水塔。
5年前、モニュメント・バレーへ行く途中にランチで寄ったモーテル & カフェ。
しばらく走っていると、薄日が差してきた。
ところどころ青空が目立つようになってきた。
と思ったのも束の間、また濃い色の雲が空を覆い始める。
かなりのどしゃ降りになっているところが遠くに見える。
火力発電所の三本の煙突が見えてきた。
ここを過ぎて北側への細い道へ入っていくと、ロア・アンテロープ・キャニオンがある。
この天気だと入れないだろうなあと思いつつも行ってみたら、ちょうどクローズしようとしていたところだった。
この天気だと安全を考えれば仕方がない。
とりあえず、ホテルへと向かう。