2007年 初めてのドイツ出張 ドイツ食の洗礼 [昔の出張]
昔の出張振り返りシリーズ第11弾は、2007年12月に行った初めてのドイツ出張。
新しい技術に関してのトレーニングを受けるのと、ドイツの開発チームと連携したプロジェクトがあったのでその顔つなぎ的な目的も。
毎日の仕事を終えてホテルに戻り、夕食を求めて再び外へ出かけるのはいつの出張時も同じ。
レストランでの食事は、初ドイツの私にはなかなか厳しいものがあった。
ビールはさすがドイツ、文句なしにうまい。
種類もいろいろあって、私も(当時)40歳を前にして初めてビールの多様性と奥深さを知った。
特に、上の写真でも撮っているヘーフェヴァイツェン (Hefeweizen) は、酵母をろ過してないので白く濁り、それがまたうまさを際立たせている。
以前、イギリスに出張に行ったとき、現地人に「酒は何が好きだ?」と聞かれたのに対して適当に「ビールだ」と答えたら、「ビールの何だ?」とさらに聞かれ、「ビールはビールだ」と答えたら、「お前にはポリシーがないのか!」と言われたのを思い出した。
こういうことだったんだな。
新しい技術に関してのトレーニングを受けるのと、ドイツの開発チームと連携したプロジェクトがあったのでその顔つなぎ的な目的も。
毎日の仕事を終えてホテルに戻り、夕食を求めて再び外へ出かけるのはいつの出張時も同じ。
レストランでの食事は、初ドイツの私にはなかなか厳しいものがあった。
ビールはさすがドイツ、文句なしにうまい。
種類もいろいろあって、私も(当時)40歳を前にして初めてビールの多様性と奥深さを知った。
特に、上の写真でも撮っているヘーフェヴァイツェン (Hefeweizen) は、酵母をろ過してないので白く濁り、それがまたうまさを際立たせている。
以前、イギリスに出張に行ったとき、現地人に「酒は何が好きだ?」と聞かれたのに対して適当に「ビールだ」と答えたら、「ビールの何だ?」とさらに聞かれ、「ビールはビールだ」と答えたら、「お前にはポリシーがないのか!」と言われたのを思い出した。
こういうことだったんだな。
サラダはさすがにあまり日本で食べるものとは変わらない。
思っていた以上に生野菜に接する機会はあった。
ドイツで初めて入ったレストランはタイ料理屋。
そこで頼んだのは何かのスープだったのだが、写真を見るとトムヤムクンではなかったと思う。
おぼえているのは、ただただ塩っ辛かったこと。
スパイシーではない、ソルティな辛さ。
このパスタもうまそうに見えるが、塩味がきつすぎる。
とにかく、何を食べても塩が強すぎる印象。
特にスープものは濃い塩水を飲んでいるかのよう。
メニューを見てもドイツ料理の名前がわからないし、日本みたいに写真があるわけでもないので、いつも勘を頼りに注文していた。
だから失敗を繰り返していたのだろうが、パスタは普通そんなに大はずししないと思うよね...
もう、何を食べても塩分注意報。
ドイツの人は血圧上がってやばいんじゃないの?と心配してしまうくらい。
極めつけは、これだな。
チーズを切ったものに、スライスした玉ねぎにオリーブオイルが軽くかかっている。
このチーズが、塩の塊かというくらいに辛かった。
二切くらい食べたところでギブアップ。
それを見た同僚が、「いらないならもらっていいですか?」と言うので、「全部やるよ」と差し出した。
「え、全部いいんですか?ほんとにもらいますよ!!」と大喜びで一口食べたら...
「すみません、やっぱりおれも無理です」と。
私は出張に行くときは非常時のために 2,3食くらいフリーズドライの日本食を持って行くのだが、それがどれだけおいしく感じたことか。
よく、イギリス料理はまずいと言われるが、この頃はイギリス滞在経験も数か月あったし、イギリスでも店を選べばそれなりのものが食べられると鼻が利くようになっていた。
そんなところでこのドイツ料理の洗礼で、ドイツはイギリス以上に大変な国だと思った。
まあそれも、この後ドイツ経験を重ねていくたびに鼻の利き具合が鍛えられて、ハズレを引くことも減っていく。
お写真見ていると美味しそうですけれど、そんなに塩気がキツかったのですね。塩分が少ない分には足せますけれど、強いのは困りますね~。そうですよね、何となく鼻が効くようになりますね!私もわりと鼻が効きます。
by おと (2023-01-18 23:38)
私も昔、レストランや学食のドイツ料理の塩気には閉口しました。
最近はそういうことがほとんどなくなったんですが、それは自分が食べられると分かっている料理しか頼まないからか、鼻が利くようになったからか、最近のドイツ料理が変わってきたからか、そのどれもかな…
by めぎ (2023-01-19 05:39)
おとさん、めぎさん、コメント & nice! ありがとうございます。
おとさん、
イギリスも長期出張の最初の頃はずいぶんやられました。
後半になるとどのお店ならハズレが少ないかとか、だんだんと蓄積されていきました。
めぎさん、
私が最後にドイツに行ったのは '14年なのでそれからもずいぶん経ちましたが、この記事の '07年以降でもドイツ料理はいくらか変わっている気もしますね。
鼻が利くようになるというのもあると思います。
めぎさんが書かれているように、そのどれもの組合せでしょうね。
tochiさん、xml_xslさん、ふるたによしひささん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2023-01-19 07:43)
イギリス出張のときに聞かれた「ビールの何だ?」の質問、面白い^^
今でこそクラフトビールがいろいろ出来て美味しいものも増えたけど、少し前だと日本は大手のビールでしたもんね。味も特徴も均一だったし(笑)
ドイツの料理、そんなに塩がきつかったのですか。
初めてでそんな料理に遭遇しちゃうとげんなりしますよね^^;
by リュカ (2023-01-19 15:06)
全てのお店がしょっぱいということではないんですよね?
たまたましょっぱいお店だったということでしょうか?
また主人のドイツ出張の話ですが、アニメに出てくるような骨付き肉を頼んだけれど、味はイマイチだったとか。海外ではずれるとがっかりしますね。
by sheri (2023-01-19 21:18)
だからビールを飲むのですかね?
というくらいの塩味かな^m^
私は、単なる旅先だったので
ワインとアップルジュース
あとやはりソーセージがおいしかった
いいイメージです。
そしてやっぱり朝食以外のイギリスと
意外とパリの食事がいまいちでした。
by ふにゃいの (2023-01-19 23:06)
リュカさん、sheriさん、ふにゃいのさん、コメント & nice! ありがとうございます。
リュカさん、
ビールがこんなに種類があるとは、ドイツへ行くまで知らなかったですよ。
せいぜい、普通の(ピルスナー)と黒ビールくらいでした。
sheriさん、
たぶんすべての店ではないと思うのですが、かなりの確率でしょっぱかったです。
食事は重要ですね。おいしくないと元気も出ません。
ふにゃいのさん、
たしかにビールを飲む理由になってるかも。
パリもおいしくない店はありますね。
@ミックさん、鉄腕原子さん、静謐な一日さん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2023-01-20 07:13)
ドイツに行った時の食事ではツアーだったからかもしれないですが
やっぱりじゃがいもがよく出てくるなと思いました。
ドイツに限らずですが、日本よりも外国の方が塩味が強いように感じます。
by kuwachan (2023-01-20 11:54)
ドイツは塩辛いのもあったし、地域によっては酸っぱいのもありました・・・。ザウワークラウトが酸っぱいのはもちろん、サラダのドレッシングも酸っぱく、付け合わせのジャガイモも酸っぱく、スープも酸味が効いてて、涙でした^^;。
by Inatimy (2023-01-20 19:25)
kuwachanさん、Inatimyさん、コメント & nice! ありがとうございます。
kuwachanさん、
ジャガイモは多いですね。
日本の米代わりですよね。
私はジャガイモ好きですので、そこはいいところです。
Inatimyさん、
酸っぱいもの攻撃の地域もありますか。
私は幸いそれは知らないです。
by YAP (2023-01-21 06:37)
初めての土地って何を食べたらいいか迷いますよね。
ドイツだけでなく海外は80年代までは塩味強かったような気がします。
和食が本格的に海外で流行るようになって味つけも変わったような。
by miffy (2023-01-21 07:59)
ビールは、キリン、アサヒ、サッポロ、サントリー that's all !
子供の頃、父親用のBeerは伝統的なラガーしかありませんでしたね。
アメリカの和食屋は、Asahi or Kirin等と聞かれます w
by One-for-you (2023-01-21 14:38)
miffyさん、One-for-youさん、コメント & nice! ありがとうございます。
miffyさん、
現地についての予備知識なしで行ってるので余計にはずす確率は高かったんだと思います。
私が海外に行くようになったのは、21世紀に入ってからですが、いくらかマシになってたのかな?
One-for-youさん、
ドイツのビールを飲むと、日本のピルスナータイプはちょっと物足りなく感じます。
床にこぼれたビールの糖質が年月を重ねネッチャネッチャしてました。
by YAP (2023-01-21 17:04)
この塩気の話、うちのドイツ人とも話したんですが、以前は特にビールなどの飲み物をたくさん注文してもらうために料理の味を濃くしていたようですよ。
ドイツ人の間でも、ビアホールの特にスープは食べられたもんじゃない、という認識があったそうです。
でも、今も昔も、高級レストランはほぼそういうことはないわけで、庶民がいくところの話です。
とはいっても学食の味も濃かったわけで(水を買わせるためかも…ちなみに学食でもビールを売ってました)、基本的に味が濃かったんでしょうね。
by めぎ (2023-01-21 17:34)
めぎさん、重ねてのコメントありがとうございます。
ドイツ人さんと会話のネタにしていただいたことがうれしいです。
なるほど、ドイツの人にとっても味が濃い(=塩気が濃いといってもいいでしょうか?)という認識があるのですね。
ビールをたくさん飲ませるためというのは、ビール大好きなドイツならではの戦略ですね。
by YAP (2023-01-22 06:23)
そんなに塩っ辛いんですか、それは厳しいですね。
外国の方は、日本料理は塩辛いとよくいいますけれど、塩辛さの種類が違うのかな。
そいう言えば、知り合いのフランス人は明太子に醤油かけて美味しいといってましたっけ。
by ナツパパ (2023-01-23 16:40)
ナツパパさん、コメント & nice! ありがとうございます。
ただ味が濃い、ってわけじゃないのがきつかったです。
日本料理を塩辛く感じる外国人がいるというのは意外な気がしました。
by YAP (2023-01-24 07:49)