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タイトルが思いつかない... [雑]

父が亡くなった。


そういうわけで、しばらく記事の更新だけでなく、ネットを見るのさえできない日が続いておりました。
更新や皆さんの記事への訪問がぴたりと止んだことをご心配いただいた方もいらっしゃいましたが、落ち着いてきました。

母から急な電話をもらったのが、10月25日(金)の朝、会社に着く頃。
すぐに自宅に戻って支度をして、飛行機で実家近くの病院へ。
着いたときはまだ意識はあるようで呼びかけにも反応していた。
翌日は反応がなくなったが、大きな変化なく1日が過ぎた。
10月27日(日)の早朝7時前に病院から状態が悪くなってきていると連絡をもらい、朝メシも食べずに病院へ。
そして、8時57分、永眠した。享年82歳。
あまりに急な展開で、家族も含め、だれもが驚いていたが、一番驚いたのは亡くなった本人だろう。
数週間の入院はあったが、ほぼ、ピンピンコロリ。


兆候が全くなかったわけではない。
元々呼吸器系は弱かったようで、以前から咳き込むことが多く、2年前に間質性肺炎と診断された。
それでも日常生活に特に支障はなく、通院程度でクルマの運転もしていた。ちょっと前に記事に書いた免許返納問題家族会議をこの夏していたくらいだし。
夏が終わるころから咳き込む頻度が増えてきたようで、10月の初めに検査入院をした。
そこから急に坂を転げ落ちるように病状が悪化していった。
それでもすぐに命にかかわるような感じではなかったので、私もすぐには見舞いに行かず、頃合いを見てにしようと思っていた。
それがだんだんと怪しくなってきたようだったので、とりあえず11月の初め(この3連休)に帰省しようとチケットを取っていたが、それを待たずに事態が急変した。
もっと早く行ければよかったのだろうが、こっちはこっちでオリビアの手術とかあったし。
ペットを飼っていない人からすれば想像できないことと思うが、ペットも大切な家族。
その頃聞いていた父の状態とオリビアの状態を比べれば、オリビアを優先させたのは私からしたら、その時点での正しい判断だった。
ちなみに、今回の帰省は私が先に帰って、かみさんはオリビアの病院に連絡を取って急遽預かってもらう手配をして、そういったことをしてくれた後に出発した。


父が亡くなった後は、怒涛のような1週間。
斎場、お寺とのやり取りや、死後の各種手続き等々。
全てが初めての経験だったので、落ち着いたところで自分への覚え書きも含めて、少し書いて残しておこうと思う。
それくらいいろいろあって、日本はなんと面倒くさい国なんだろう、と。いや、海外の国でも種類は違えど別の面倒くささがあるのかな?


そんな感じで、テレビも新聞もほとんど見ていないので、世間で何が起きているのかもわからず、海外へ行ったとき以上に浦島状態の空白の1週間を過ごしたが、そろそろ日常に戻ります。

コメント(14) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 14

めぎ

何かあったのかしら、オリビアちゃんが急遽手術?などと想像していましたが、そんな急展開があったのですね。
心からお悔やみ申し上げます。最期にそばにいることができて良かったですね。
そうですね、日本はそういう手続きがかなりややこしい…いろんな役所をはしごしなきゃならないとか、多少は聞いてますが、実際は想像を超える色々があるのでしょうね。どうぞお疲れが出ませんように。
by めぎ (2019-11-04 22:41) 

YAP

めぎさん、コメントありがとうございます。
温かいお言葉ありがとうございます。
自分自身も、日頃から身辺をきれいにしておかないととも思いました。
by YAP (2019-11-05 06:54) 

kuwachan

YAPさん、心からお悔やみ申し上げます。
先日リュカさんと会った時に、最近YAPさん更新ないよね、と
心配していたところでした。
暫くは色々あります。どうぞ体調を崩されませんように。
by kuwachan (2019-11-05 08:47) 

sheri

心からお悔やみ申し上げます。
免許返納問題、覚えていたのでこんなに急にと勝手ながら私もびっくりしてしまいました。

数年前に義父が亡くなったときには義父のいた新潟に何度も行き、それだけでも大変でしたがこちらと新潟の葬儀の考え方の違いなんかにも戸惑いつつ、経験のないことをこなすだけで精一杯な日々でした。
これから色々あると思いますが、ご自分の体調にもお気をつけてくださいませ。
by sheri (2019-11-05 16:15) 

knacke

この度は御愁傷様でございます。
心からお悔やみ申し上げます。
夏の帰省時に、ご家族で色々と思いお話をされたとありました。
ある程度の年齢になれば、大抵の人が直面すること。
私も時折、そのようなことを考えたり、自分のいつかを思ったり。
人の死後、残されたものはやらなければいけないことがたくさん。
それも、??って思うような手続きも。
悲しみを忘れさせるために、
忙しくなるようになっているとも聞きますが、それにしても。
YAPさんご自身も、お疲れが出ませんように。
by knacke (2019-11-05 16:18) 

テリー

お父さんが亡くなられたのですね。
心からお悔やみ申し上げます。
大変忙しかったと思いますので、体調を崩さないように、ゆっくり、日常に戻ってください。

by テリー (2019-11-05 18:19) 

ake_i

お悔やみを申し上げます。
YAPさんのブログ動きがなかったのでずっと心配をしていました。オリビアちゃんのことも心配してました。お父さま急だったのですね。
お母さまから連絡があってさぞ驚かれたことでしょう。
私事ですが30代初めに父が突然亡くなりました。もう随分前のことですが私は長女のため何から何まで初めてのことばかりで大変でした。なのでYAPさんが書かれていることとても察することが出来ます。葬儀も役所関連も銀行etcetc・・・忙し過ぎました。出来ればもう免れたいと思う程です。2か月くらいかな?ほぼ終わったって仕事に復帰したとき、私は自分でもわからないのですが倒れました。知らずに疲労が物凄く蓄積していたのだと思います。一週間入院しました。父が「休め!」って言っているようでした。
YAPさん、このブログを読んでYAPさんのお身体が心配です。奥様もオリビアちゃんのこともあるし、ペットがいるとっていうところすごく理解できます。どうかどうかお身体ご自愛されて無理をされませんように。
by ake_i (2019-11-05 18:34) 

Inatimy

あまりにも思いがけない言葉で始まっていたのでショックで・・・。
つい月曜、私の方は何ヶ月ぶりかに実家に電話して父の声を聞き、安堵したところだったというのもあり、
YAPさんのお父さまの話に驚きを隠せませんでした。
意識のあるうちにお父さまに会うことができて、本当に良かったですね。
心からお悔やみ申し上げます。 YAPさんもどうぞご自愛ください。
by Inatimy (2019-11-05 20:10) 

miffy

心からお悔やみ申し上げます。
最後にお父様とお会いすることができて良かったですね。
私は父が倒れてから2年寝たきりで言葉も交わすことができませんでした。
少し落ち着いてからの方がどっと疲れが出ますのでお体を大切になさってください。
by miffy (2019-11-05 23:10) 

engrid

冒頭の一言に、言葉をなくします
ご愁傷様です、ご冥福を心からお祈り申し上げます
意識のある内にご面会できたこと、何より、でも急な展開に、皆さんの気持ちが追いついていかない、そんなこ心持ちになられてのではないでしょうか、その後の所々様々なことと、落ち着かない日々を過ごされて、お疲れが出ませんように、、一段落したとき、ぽっかり穴が空いたような悲しみを覚えたりします、、どうぞご自愛下さいませ
by engrid (2019-11-06 01:29) 

YAP

kuwachanさん、sheriさん、knackeさん、テリーさん、ake_iさん、Inatimyさん、miffyさん、engridさん、温かいコメントありがとうございます。

kuwachanさん、
kuwachanさんも最近でしたよね。
ほんとに色々ありますね。
弟が地元にいますが、小さな子供を抱えてあまり動けないので、私がいるうちにやらなければならないできる限りのことをやって、戻ってきました。

sheriさん、
免許返納問題が、思わぬ形で決着してしまいました。
大きな事故なくというのは、本人にとっても良かったと思います。

knackeさん、
「悲しみを忘れさせるように、忙しくなっている」というのは、救いの言葉のような気がします。
たしかに悲しんでいる暇がなかったです。

テリーさん、
仕事に復帰したら、そっちもけっこうたまってました。
しばらくは慌ただしい日が続きそうです。

ake_iさん、
最近の記事の流れで私の記事の更新が滞ると、オリビアのことだと思われますよね。
役所や銀行、ほんとに大変です。
疲れが出ないように気をつけます。

Inatimyさん、
遠い異国の地にいると、より心配が募ることでしょう。
私の場合は遠く離れているとはいえ、同じ国内。
緊急連絡でも間に合いました。

miffyさん、
ピンピンコロリは残された家族にとっては唐突ですが、長い介護・看病生活のことを思うと、せめてもの救いだと思います。
今はあまり疲れを感じてませんが、これからですかね?気をつけます。

engridさん、
なんというか、実感としてあまり感じてないというのは正直あるのですが、これからいろいろ思うことが出てくるのかもしれません。
皆さんご心配くださっているように、落ち着いたときにどっと来るのかな?
気をつけておきます。
by YAP (2019-11-06 08:07) 

ちんくろ2級

YAPさん
お父上のご逝去、お悔やみ申し上げます。
ピンピンコロリとYAPさんはおっしゃっていますけど、それに年齢的にも悔いは無いものと思いますけど、御身内との永久の別れは辛く、お気持ちいかばかりかとお察し申し上げます。
すみません、こういう時に、どういうお言葉を書ければいいのか、いまだに迷っている50歳で情けないです。
ただ、私もいずれ同じ境遇に陥ることはあります。そして私自身も同じようにこの世と別れを告げるときが来ます。
人はどこから来てどこに行ってしまうのか、だれにもわかりませんが、どこかには行っていて、残された私たちを見ていてくれるのだと私は思っています。そしてそこに私たちもいずれ行くので、親しい人が亡くなったとき私はまたそこで会えたらいいななんて思って悲しみを少しだけですが和らげています。
ただ、YAPさんの御身体やお心には疲労があるのは間違いないことと思いますので、そこはしっかり注意されて、お休みをしっかりとられますように。

by ちんくろ2級 (2019-11-06 16:18) 

リュカ

お悔やみを申し上げます。
オリビアちゃんになにかあったのかなと心配してました。
お父様の体調が急変されたのですね。
わかります。ペットも大事な家族だから。
まして同じ空間に暮らしてるから。
なので、YAPさんと奥様の判断は間違ってないとわたしも思います。

ご家族が亡くなったとき、実感するのは
時間が経ってからのような気がします。それまでは手続きなど、やることが多すぎるから。

どうぞお体に気をつけて。
by リュカ (2019-11-06 21:13) 

YAP

ちんくろ2級さん、リュカさん、コメントありがとうございます。

ちんくろ2級さん、
ピンピンコロリは、看病や介護の苦労がほとんどなくてすむのですが、唐突感で戸惑うことは多いです。
我が家は、かみさんの父が倒れてから亡くなるまでしばらく看病生活が続き、それがかなりつらそうなのを見ていたので、どちらの苦労や思いもわかります。
どんなに健康でいても、人はいつか亡くなるので、その日はいつか来ます。
自分の身内にも、とうとうその順番が回ってきたということですかね。

リュカさん、
ペットを飼う人の気持ちは、飼ってない人にはなかなかわかってもらえない部分がありますよね。
やらなければならない手続きは、いろいろ大変ですね。
次は、四十九日で帰省したときが大変そうです。
by YAP (2019-11-07 07:56) 

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