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FUJIFILM X-Pro2 & フジノンレンズ XF35mmF2 R WR レビューその3 いろいろ機能を試してみよう [モノ]

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みんぽすさんからお借りしている FUJIFILM X-Pro2 + フジノンレンズ XF35mmF2 R WR
いつもなら、借りてすぐと、最後のまとめの2回のレビュー記事を書いているが、このカメラいろいろ撮るのが楽しいので、中間レビューも入れることにする。
今回は、各種ブラケット撮影、夜の街の撮影、それと動画について書いていく。

このカメラ、さすがは FUJIFILM のフラッグシップ機というだけあって、出てくる画も操作系の質感も、とにかく惚れ惚れするのだが、使っている中で唯一不満に思うところが出てきた。
いや、不満というよりは、自分の腕のなさを棚に上げたイチャモンにも近い気はするのだが。

剛性のあるマグネシウムボディ故に、X-Pro2 の重さは、フジノンレンズ XF35mmF2 R WR がコンパクトとはいえ、両方込みで 665g となかなかの重さ。
そのため、少し暗めの屋内でシャッタースピードが遅めになるようなケースで、けっこう手振れの影響を受けてしまう。


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自分ではしっかりホールドしているつもりでも、こんな感じの写真が大量に...
このサイズだと、ピントが少し甘いくらいにしか見えないかもしれないが、実際はかなり手振れしている。
ミラーレスなので背面液晶を見るように構えて撮っていたのだが、シャッタースピードが稼げない場面では、OVFを使っての撮影にしたほうがよさそうだ。
少々手振れ気味でも、背面液晶で見る限り、それがわかりにくく、自宅に帰って PC にコピーして初めて気づくという始末。


という反省も踏まえ、夜の街へは三脚持参で。
各種ブラケット撮影もいろいろと試してみることにする。
今回は、各写真に基本的な撮影情報も記載しておく。
まずは基本的なAEブラケット。 

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AE +/-0, Tv 1.6s, Av 16.0, ISO 800 





 

00000109_AE+1.JPG

AE +1, Tv 3.1s, Av 16.0, ISO 800  





 

00000110_AE-1.JPG

AE -1, Tv 1/1.3s, Av 16.0, ISO 800   




00000129.JPG

AE +/-0, Tv 1.8s, Av 16.0, ISO 1600 





 

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AE +1, Tv 3.5s, Av 16.0, ISO 1600 





 

00000131.JPG

AE -1, Tv 1/1.1s, Av 16.0, ISO 1600  

差がわかりやすいように +/-1 で撮影しているが、当然ながら 1/3 ずつ任意で振り幅を設定できるので、露出設定で迷う場面では有効な機能。
+/-2まで設定可能。



続いて、ホワイトバランスブラケット。
これは、色温度を振って撮影する。 
これも差がわかりやすいように、振り幅最大の +/-3ステップで試す。

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Tv 1/400s, Av 6.4, ISO 200, WB AUTO





  

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Tv 1/400s, Av 6.4, ISO 200, WB AUTO -3step





  

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Tv 1/400s, Av 6.4, ISO 200, WB AUTO +3step


このホワイトバランス +/- のステップいくつがどれくらいの色温度の変化になるのか、取扱説明書ではわからないのだが(Exif情報にも "AUTO" としか入らない)、寒色系、暖色系への変化はわかる。

ホワイトバランスは決め打ちしやすい設定項目だと思うので、この機能はあまり使わないかな。

次は、フィルムシミュレーションブラケット。
FUJIFILM のデジカメではお馴染みの機能で、FUJIFILM の銀塩フィルムでの写真を再現する各種シミュレーションモードがあり、その中から3種類を選択してブラケット撮影できる。
標準の PROVIA、色鮮やかに写す Velvia、ソフトな雰囲気の ASTIA の3モードで。

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PROVIA     Tv 1/240s, Av 5.6, ISO 200 
 



 
00000137.JPG 
PROVIA     Tv 1/240s, Av 5.6, ISO 200




 
00000139.JPG

ASTIA     Tv 1/240s, Av 5.6, ISO 200 





もう一つの例を。

00000136.JPG 
PROVIA     Tv 1/320s, Av 5.6, ISO 400





00000138.JPG

Velvia     Tv 1/320s, Av 5.6, ISO 400





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ASTIA     Tv 1/320s, Av 5.6, ISO 400 


写真の色合いや雰囲気については、人それぞれの好みもあるだろうが、私は標準の PROVIA が一番自然で好印象を持った。
おそらく、多くの人に受け入れられるからこそ、標準でこのモードが設定されているのだろう。
Velvia は鮮やかな被写体を撮ると、ちょっと不自然な派手さを感じるかな。
ASTIA は、ちょっとさっぱりとした感じで、私にはちょっと物足りなさがある。

次は、3つのカラーフィルムシミュレーションで私が最も使わなさそうな ASTIA の代わりに、モノクロフィルムの ACROS を入れて比較を。

00000141.JPG 
Tv 1/60s, Av 6.4, ISO 500 
標準の PROVIA。





00000142.JPG 
Tv 1/60s, Av 6.4, ISO 500 
Velvia もこういう被写体だと、少しノスタルジックな雰囲気が出ていい感じになる。
被写体がモノクロに近いのでわかりにくいか。





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Tv 1/60s, Av 6.4, ISO 500 
モノクロの ACROS は、メカ的なものを撮るとグッと渋くなる。
陰陽の濃淡で表現するモノクロは、うまく撮らないと文字通り「色のない」写真にしかならない。
こういういいカメラで撮ると、その難しさも実感する。




夜の街に戻り、次は ISO ブラケットを。
これも違いがわかりやすいように、大きく振る。

   

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Tv 2.3s, Av 16.0, ISO 1600  





 

00000122_ISO3200.JPG

Tv 2.3s, Av 16.0, ISO 3200 





 

00000123_ISO800.JPG

Tv 2.3s, Av 16.0, ISO 800

撮影モードは走るクルマのライトを流すため(といってもこの写真ではクルマの姿がないが)に絞り優先(Av 16)で撮っていたが、AEブラケットと違い、シャッタースピードも固定され、ISO 値だけが変化。
ISO 3200 でも、粒状感はあまりなく、もっと高感度側まで使えそうだ。


最後に、ダイナミックレンジブラケットの比較を。
明暗差のある景色を撮る際、ダイナミックレンジを大きくすることで、白飛び、黒つぶれを防ぐ。

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Tv 1/210s, Av 2.2, ISO 200, DR 100%





00000145.JPG

Tv 1/210s, Av 3.2, ISO 400, DR 200% 





00000146.JPG

Tv 1/210s, Av 4.5, ISO 800, DR 400%
 
絞りと ISO で変化を与えているようだ。
こういうシーンではけっこう効いてくるかと期待していたが、正直なところ、100% と 400% でもあまり差を感じず。





今度は逆に、暗い部分で露光して、明るい部分がどう写るか試してみる。 

00000147.JPG

Tv 1/60s, Av 2.0, ISO 200, DR 100% 





00000148.JPG

Tv 1/120s, Av 2.0, ISO 400, DR 200%  





00000149.JPG

Tv 1/200s, Av 2.2, ISO 800, DR 400%  

今度はシャッタースピードも変化している。
シャッタースピードを速くして明るい部分の白飛びを抑え、暗い部分は ISO 感度で補うというアルゴリズムか。
いずれにしても、やはりはっきりとした変化はかじられず。
この機能も使わないかな。





夜の街の写真を、もう少し載せておく。
思い切り絞って光を流して。 

00000125_AE+1_30.JPG

Tv 30s, Av 16.0, ISO 200 





00000111_WB0.JPG 

Tv 3.1s, Av 16.0, ISO 1600 

ISO 1600 くらいまでなら余裕で常用範囲内。
暗所性能はなかなかいい。 

最初に書いたように、この重さのミラーレスを屋内で手持ちで使う際は、手振れしないようにかなり気を遣わなければならない。
もちろん、52mm という画角に私が慣れていなかったり甘く見ていたりと、自分自身に起因するものなのだろうが。
三脚を使える場面では横着せずに三脚を使い、使えなければ ISO 感度を上げてシャッタースピードを稼ぐようにしてやればいい。





最後に、動画も載せておく。  


最近のオリビア。 
フルハイビジョン 60fps の動画はなめらかで美しい。
 
以前は卵を産んでもサッカーボールのように蹴ったり突きまわしたりして、自分ですぐに割ってしまっていたのだが、最近は母性が出てきたのか、一生懸命温めている。
とりあえず、こういうことをしている間は新しい卵を産みそうにないので様子を見ているが、孵ることのない無精卵はいずれ取り除かなければならず、そのタイミングをどうしようか思案中。 


このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)


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コメント 14

ナツパパ

インプレッション、ありがとうございます。
発色が素直で、とても惹かれます。
機会があったら、富士のカメラを使ってみたいな。
...でも、なにより、オリビアちゃんの動画に癒されました。
卵を抱える仕草が優しい!!
by ナツパパ (2016-05-01 17:39) 

ふにゃいの

Velvia、ちょっとつやが出る感じが
ものによってはいい感じで使えそうです。
たまごが3つ…
う~んかわいいけど悩みどころですね。
by ふにゃいの (2016-05-01 17:59) 

kuwachan

そうそう液晶でパッと見で確認した時には手ブレしていなくても
PCで見るとぶれている状態のものってありますよね。
その場で拡大して確認すればわかることなのですが(^^ゞ
機能はたくさんあっても使わないもの、使い熟せないものが結構あります(笑)
オリビアちゃん・・・う~ん、ちょっと可哀想な感じもしてしまいます。
by kuwachan (2016-05-01 22:20) 

めぎ

フラグシップ機でレンズ込みで665gというのはものすごく軽いですね~
私のデジイチフルサイズ機はカメラだけで850g、最近使っている20mm単焦点と合わせて1200g以上ですよ。
ミラーレス、軽いなあ。
換算で52mmというと、私がいつも使っているミラーレスのV3と18.5mm単焦点レンズが換算50mmでほぼ同じなんですが、394gという軽さですけど、暗いときはやっぱり手ぶれが多いです。ISOを調節する手間をきちんとかけないと、といつも感じています。
しかし換算50mmって、慣れるとなかなか良い画角ですよね。私のブログのいつもの公園やマルクト市場の撮影は常にそのセットです。これだけを通勤・買い物に常に持ち歩いてもう1年以上になりますが、上手下手はともかく、画角的にはほぼ何でも撮れると感じています。
by めぎ (2016-05-01 22:59) 

ジャランこ

貸す方もきちんとわかっている人に使ってもらいたいですよね。
その点、YAPさんならいろいろ細かく検討してくれて安心です。
私は違いの分からない女だし、きちんと表現できないのでだめだなあ。


by ジャランこ (2016-05-01 23:24) 

Lionbass

暗い場所での撮影が、違いが分かりやすいですね。
デジタル一眼さらに欲しくなりました。
by Lionbass (2016-05-02 08:58) 

luckystream

こうやって検証していただくと面白くて
カメラ欲しい熱が上がってしまいます(笑)
横着せずに三脚、わかっちゃいるのですが、
面倒で・・・。でもやっぱり大事ですね。
by luckystream (2016-05-02 09:18) 

リュカ

わわわ
イチゴがめちゃめちゃ美味しそうに見えます!

オリビアちゃん、一生懸命あたためてますね。
顔が可愛いけど・・・卵を取り除くタイミング考えちゃいますね。。。
by リュカ (2016-05-02 10:20) 

YAP

ナツパパさん、ふにゃいのさん、kuwachanさん、めぎさん、ジャランこさん、Lionbassさん、luckystreamさん、リュカさん、コメント & nice! ありがとうございます。

ナツパパさん、
富士フイルムの発色、いいですよね。
キヤノンやニコンが光学系からのアプローチでデジカメを作っているなら、富士はフイルムの再現性というアプローチで作っているのかなと、エンジニアの苦労を想像します。

ふにゃいのさん、
私の個人的感想だと、Velvia は被写体を選ぶかなという気がします。
そうやって被写体毎に使い分けられるのも、現代のデジタルカメラのメリットですね。

kuwachanさん、
パソコンで確認したときに手振れがわかると、がっくり来ますね。
自分でも心配なときは、何枚も続けて撮りますが、それでもダメなときはあって。
オリビアは、ちょっと人に慣れすぎて発情体質にしてしまったかもと、夫婦ともども反省するところがありますが、かといって愛情は注ぎたいわけで...悩ましいです。

めぎさん、
たしかに一眼と比べると軽いですが、ファインダを使わないときとか、ちょっと油断していたというか、甘く見すぎていたと反省です。
50mm 使いこなしていらっしゃいますね。
私はまだ頭を抱えています。

ジャランこさん、
なんてったって、約2年ぶりの機会をいただいたわけですので、レビューにも力が入ります。
買おうかどうか迷っている人の、少しでもお役に立てる内容になればいいのですが。

Lionbassさん、
私も一眼を買う前は、あんな大きくて重いの、すぐに使わなくなるかもなと思っていたのですが...いらぬ心配でした。
写真がより面白くなります。

luckystreamさん、
どんどん燃やしてください。
間接的にでも私の記事がお役に立てば、本望です。

リュカさん、
このイチゴについては語りたいこともあってですね、いずれ別の記事にしますのでお待ちください。
オリビアの卵は、調べると3週間くらいで取り除いた方がいいというような記事を見たので、とりあえずはこの連休の最後の方でと考えています。

tochiさん、kiyoさん、ネオ・アッキーさん、コミックンさん、mentaikoさん、宝生富貴さん、モグラたたきさん、shingekiさん、茶の間さん、dougakunenさん、nandenkandenさん、mangaharaさん、剛力ラブさん、banpeiyuさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2016-05-02 17:55) 

orange

軽さは魅力ですね。色も鮮やかに。
魅力あります。
先日、オールドレンズの講習会で鈴木文彦さんが講師でした。
私は、今は本体をそのまま(Olympus)に、レンズで遊んでいます^^
もう少し、上達したら別のブランドも..いずれ。
by orange (2016-05-04 01:31) 

YAP

orangeさん、コメント & nice! ありがとうございます。
レンズは資産になるので、どこかのメーカのカメラを一度買うと、別ブランドへの買い替えは難しいですよね。
最初の入口は、交換レンズのバリエーションで選ぶというのも手だと思います。
FUJI の Xマウントのレンズは、かなりそろってきたようです。

kazushiさん、nmzkさん、comomonさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2016-05-04 08:36) 

YAP

yamさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2016-05-04 16:32) 

足立sunny

動画、ものすごく綺麗ですね。
フジの色は、やはりいいですね。
by 足立sunny (2016-05-06 16:47) 

YAP

足立sunnyさん、コメント & nice! ありがとうございます。
デジカメでこれだけの動画が撮れるのですから、すごい時代になったものです。
個人的には動画にそこまでのこだわりはないので、私にはこれで十分満足です。

kiyokiyoさん、koyukiさん、nice! ありがとうございます。
by YAP (2016-05-06 18:45) 

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